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建設業の海外進出

2011.10.21

建設業の海外進出は比較的新しい。八六年は急激な円高の進行で、表面上の金額ではややブレーキがかかったが、二一世紀に向け、長期戦略に立つ海外進出は建設各社にとって重要な課題である。一方、外国建設会社のわが建設市場への進出も避けて通れない道と予想され、国際的協調と競争の新しいおり方が問い直されている。海外建設協会が集計した八五年度のわが国建設業の海外受注契約は一兆三〇億円で、前年度より一〇・一%増、八三年度の一兆一四億円を上回って過去最高となった。

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寝屋川市の新築一戸建て
和泉市の新築一戸建て
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八六年度は八六一八億円で前年度より一六・三%減ったが、この間の円高進行が二五%程度だったことと考え合わせると、実質的には増えた。わが建設輸出のスタートは六〇年代半ば、当初は微々たるものだったが、七三年の第一次石油ショックを機に急増した。国内が総需要抑制策で停滞する一方、中東産油国にオイルダラーが滞留、近代化投資ブームとも重なって、各企業が殺到した。その後八〇年代に入って石油価格の下落に伴い中東諸国の需要が停滞、代わって欧米先進国や豪州などでのわが進出メーカーの工場建設、地域・観光開発プロジェクトへの参入などにより、先進国への傾斜を強め現在に至っている。この間、東南アジア各国での産業基盤投資も相当の規模で受注した。





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