全国不動産ビジネスブログ

人のための空間になっているか

2011.10.07

日本のマンションの空間は、人が心地よく過ごすためにはつくられてはいない。たとえば高速道路は、歩いて気持ちのいい道ではない。しかし、車に乗って走るならスピードは出せるし、こんなに楽な道はないだろう。つまり、高速道路は車にとってよい道だ。車にとってよい道は、できるだけ直線的な道だ。見通しがきくほうが走りやすい。作る側からみても、直線的な道はつくりやすい。何よりも直線は二つの地点の最短距離だから工事費も少なくてすむ。だが古い街道は直線ではない。なんとなく左右にゆらいでいる。おそらくもともとは原野の中に自然にできた踏み分け道から始まったのだろう。その道筋を残したまま、両側に家ができたり、道幅が広がったり、舗装されたりして、現在の道になっている。そういう道を歩いてみると、なぜかリラックスできる。人間もエネルギーを消費して生きているのだから、直線の、できるだけ短い道筋を歩くほうが疲れないはずだが、実際にはそうはならない。同じ距離を歩いても森の中を歩くのと、産業道路の側溝の上を歩くのとでは疲労感が全然違う。それが人間というものなのである。頭で考えたつくりやすい直線の道は、人にとって心地よい道ではない。ブルドーザーなどの建設機械にとっては心地よいかもしれない。だが、安上がりなはずのこういう建築物が実は長期的なコストは安くないこともある。

[物件情報一覧]
実籾の賃貸・部屋探し情報一覧
京成本線(実籾)の新築マンション一覧
室見の賃貸・部屋探し情報一覧
七条の賃貸・部屋探し情報一覧
鹿嶋市の中古一戸建て一覧





全国不動産ビジネスブログオフィシャルブログ - www.wrxs.net Copyright (C) WWW.WRXS.NET. All Rights Reserved. 運営者情報